課題
職業訓練校WEBデザイン課 課題 【ロゴ制作】
店舗、商品、サービスなど自由に選択しロゴを制作し、アイテムに展開すること。
作品概要
植物由来の新素材の開発により従来の製品に比べ「1/3の軽さ」を実現したトイレットペーパー(架空のもの)についての ロゴマークおよびパッケージの提案。
制作年
2024年
制作時間
- 企画:
- 2時間
- 素材探し:
- 3時間
- グラフィックデザイン:
- 16時間
- 撮影:
- 2時間
ターゲット
20〜40代の女性。
一人暮らし、車なし。
作品詳細
【設定】
従来品と比べて「1/3の軽さ」のトイレットペーパーの新発売。
「新発明の植物由来の素材で、強度、肌ざわりはそのままに、 従来品に比べ3倍軽いトイレットペーパー」が完成した、という 設定でブランディングを行いました。
【コンセプト】
実店舗での購入から家までの時間を快適に。
"長さ、強度、使用感はそのままに、従来品と比べて「1/3の軽さ」のトイレットペーパー"は、 使用時には特にメリットのないトイレットペーパーでもあります。 したがって、「実店舗での購入から家までの時間」にフォーカスし「購入から家までの時間を快適にすること」をコンセプトとし 「もっとあなたの日常に寄り添う。」をキャッチコピーとしました。
【ロゴ】
「軽さ」を連想させる、空気感
エレガントで比較的ニュートラルなtimes new romanを基本として、Uの部分がトイレットペーパーに見えるように造形しました。 Uはtimes new romanのUを使用せず、Iを2本使うことで作成し、文字として少しの引っ掛かりをつくることで、 ここに何か仕掛けがあるということに気づいてもらえるようにしました。Uの下のベースライの部分に一本の線を引くことで影に見えるようにし、 トイレットペーパーが浮いているように見せました。 全体的に字間をたっぷり取ってゆったりと組むことで、空気感をプラスしています。
多様な利用シーンを想定し、3パターンで展開。
ロゴのパターンは、横長のものと正方形に収まるタイプのもの、横長のものはカタカナの読み仮名つきと、 読み仮名なしのものを作りました。
3色で展開。
トイレットペーパーが少し黄色っぽいアイボリーであること、 トイレットペーパーの香りを「tea tree」としたことから tea treeの花の色と印象の似たグレージュをブランドカラーとしました。 ブランドカラーのもの、グレースケール、白抜きの3色用意しました。 グレースケールのものは、柔らかい印象になるように黒ではなくK80のグレーで作成しました。
【パッケージ】
両手が空いて、生活感も出さない。
トイレットペーパーは案外重く、既存のパッケージの主流は持ち手に指が数本入る程度で、 購入後家に持ち帰るのは力のない女性にとって案外負担になるものです。 本商品は、商品自体が軽いことから持ち帰り時間の負担を軽減しますが、パッケージでさらに負担軽減をはかります。
6個入りとし、肩からかけられる持ち手をつけます。 広い方の面にはブランドロゴのみを記載し傍目にはトイレットペーパーを持っていると思われないようにしました。 商品情報は側面に記載し、店頭での陳列の際には側面を正面にして陳列してもらえるようにします。